同い年のいとこが死んでから ずっとその事実を受け止められずにいた あまりに突然すぎて信じることができなかった その夏彼は27歳の誕生日を迎えることができなかった あの夏から 4年が過ぎた 私はその年の秋に結婚した お祝いに駆けつけるからと約束してくれたのにな 花嫁姿、見て欲しかった 彼の両親であり、私の叔父・叔母あたる二人の笑顔が忘れられない まだ、きっと彼の突然の死の悲しみの中にいたはず 彼がいなくなり、ようやく気がついた 誰もがいつ終えるか分からない今を生きているということに 彼にはやり残したことがいくつあっただろう 彼には伝えたい言葉がいくつあっただろう 今日という二度とない一日を 素直に 生きなさい と彼は言っている気がする 嘘もつまらない意地もいらない 大切に想う人たちを 今、大事に大事にしてください と託された気がする そう心に刻んでから、私の人生がこれまでと違うように思えた そんなふうに彼の死の意味を自分勝手に見いだし やっと彼の死を受け止めることができたように思う
by cocchiy
| 2005-08-12 10:59
| 思うこと
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