先輩

私が入社して3、4年くらいが過ぎた頃、
同じフロアの先輩たちは 次々に結婚や出産を機に退職し、
若い私はたちまち 先輩社員になった

そんなある日、ある女性と出会った
上司宛に度々送られてくる 彼女からの営業の手紙は
父親ほども離れているのに とてもフレンドリーな内容だった
正直、引いていたし、変わり者の営業ガールと噂されていた
そんな手紙やハガキを何年か拝見し、電話でのやりとりを繰り返し
ある時、その女性とのやりとりを私は一任された

げっ…マジで?

来客スペースは 別の階にあるから 
今まで彼女に会うことはなかった… 初めての顔合わせ
 「初めてまして、よろしくお願いします…」
個性的な顔立ち、形式にとらわれない自由な印象があった

 ○ まず常に笑顔
 ○ 必ず一度は私を褒める
 ○ 常に前向き
 ○ 決して飾らない

何度会っても、錆びない、飽きない、変わらない
「大変なんですよ~…」なんて言葉、聞いたことがない
他人のいいところを見つけ出す スペシャリストだ
どう見ても自然体の彼女が ある意味、完璧に見えた

彼女に褒められる度に 謙虚さが身に着いた

私と会った次の日には 必ずアノ手紙が送られてくる
自分宛になると 少し飛んでるその手紙が嬉しくなった

仕事のことも プライベートなことも 近況報告は状況のみ
少ない言葉で 的確に助言してくれた
ドライな関係が とても心地良かった
いつからか、彼女を先輩のように慕うようになり今に至る

こないだ、久しぶりに近くに営業に来たからと寄ってくれた
一年前に別の支店に転勤になりずいぶん会うことがなかった

受付からの内線、「○○様が見えてます」に驚き、急いで階段を駆け降りた
やっぱり、いつもの通りキラキラしてる
この女性に出会えて、私に目標ができた
こんな女性になりたいって思います

彼女の口癖は 「感謝、感謝です!ありがとうね」
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by cocchiy | 2007-10-14 22:33 | 日記
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