泣き泣きピアノ

小学1年生の頃、ピアノを習い始めた。
とにかく、上達しなかった。

初めてのピアノの発表会の一週間前。
ぜんぜんうまく弾けずに先生にひどく叱られた。

あまりにひどかったので、「マジメに練習してきなさい」と一度家に帰された。
近所の個人ピアノ教室だったから、ひとり泣き泣き帰ったのを覚えている。
家でマジメに練習すると、それなりにうまく弾けた。
上達しなかった理由は、練習しなかったからなのか・・・?

結局、私以外の小学校低学年は全員2曲演奏した。
私だけが、ピアノ1曲と歌。
しかも、そのピアノ1曲が 曲名は忘れたけど
『ちいちいぱっぱぁ、ちいぱっぱぁ、すずめの学校の先生は・・・♪』って曲・・・。

あの時は、必死であの1曲を練習したけど、今思い出すと情けなくもあり、滑稽でもあり、
かわいらしい私がいる。

嫌々ながらも、小学6年のあの時までは頑張ってきたつもりだ。
小学4年で同じ教室に通うあの子は、私のテキスト『緑のバイエルン』などとっくに終わっていることにやっと気づいたあの時まで。

上達しなかった理由は、練習しなかっただけではなくピアノセンスが限りなくゼロに近かったというわけだ。
私は泣き泣き、母に『ピアノをやめさせてくださいと』と頼んだ。
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by cocchiy | 2005-05-12 00:49 | あの頃は・・・
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