ええカッコ


小学校1年生だったあの日、私はひとり学校のトイレにいた

大きいほうを済まし、ペーパーに手を伸ばす

・・・! しまったっ・・・紙がないっ・・・ カランカラン

シ~ン・・・人の気配はない

私はそのままのカッコで隣のトイレに移った

キレイにできて ふぅ~~~


ドアを開けるとクラスメイトのノリちゃんが立っていた

顔をゆがめた彼女の目線は、さっきのペーパーがなかったトイレに向けられている

・・・! しまったっ・・・やばいっ・・・

ペーパーがなくて頭いっぱいで流すの忘れたんだ

私の ホカホカ

私は思わず言った 「あぁ~!誰か流すの忘れたんや~」

ふたりはホカホカを流すことにして、「良いことしたね」と笑った


帰りの会、先生が「今日、誰か良いことした人?」と聞かれて

のりちゃんと私は手を挙げた

「今日~、流し忘れてたトイレがあったのでぇ、ふたりで流してあげましたぁ」

みんなの拍手、パチパチ


こともあろうか自分で自分のホカホカを流したとは絶対言えない


この話は私が25歳になるまで封印されることになる



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by cocchiy | 2005-12-12 16:46 | あの頃は・・・
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