高校3年 夏

あの夏は、涙涙の夏だった。

高校総体・・・インターハイ県予選。
高校最後のあの夏。

前大会で県優勝して全国大会に出場した私たちは
もちろんこの大会でも優勝を目指していた。

春の人事異動で監督が教育委員会に行くことになった。
尊敬、崇拝、監督の言うことが全てだった私たちにとっては大きな痛手。
でも、目指すは全国!

トーナメントを順当に勝ち進むことを想定し、
対戦相手のビデオを念入りにチェック。
朝練から、居残り練習まで、できることは全てした。

・・・つもりだった。

順当に勝ち進むと3日間。金曜日と土曜日は公休扱いで、日曜日が決勝。
いよいよ高校総体県予選が始まった。

今まで負けたことのなかったチームに敗北し、
私たちの最後の夏は、2回戦・・・県ベスト16で幕を閉じた。

泣いても泣いても悔しい涙は止まらず、仲間と手と手を繋いだ。
その夜は遅くまで、家に帰れず、悪夢を忘れるためにはしゃいだ。

次の日、学校に行くと、勝ち進むであろうバスケ部がいることに
みんなが驚いた。声をかけれるような状態ではなかった。
まだ昨日の悪夢は続いていた。

結局、過ぎ行く時間だけが私たちを癒してくれた。

  最後にひとつ、最大の後悔がある。

高校最後のこの大事な大会に意気込んで臨んだ私は
試合当日、バスケットシューズを家に忘れた。
ずっと私と1セットだったマイバッシュなのに。

マネージャーに借りた少し大きいバッシュの感覚を今でも覚えている。

不完全燃焼・・・高校3年、最後の夏。


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by cocchiy | 2005-07-21 20:05 | あの頃は・・・
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